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建材についているマークＦ☆☆☆☆(フォースター)とは、Fの後に付く☆の数に応じてホルムアルデヒドの発散量がわかるようにしたもので、下の表の通り☆☆☆☆は発散量がゼロか微小で使用制限がない
材料を意味し、☆☆☆および☆☆は使用面積を一定割合にする条件で使用可能な材料となります。
シックハウス対策に係る法令等は２００３年７月１日に施行されました。規制を受ける化学物質としてクロルピリホス及びホルムアルデヒドが該当します。クロルピリホスを含有した材料は使用禁止。ホルムアルデヒドに関しては発散量を規制しているだけで使用を禁止しているものではありません。また、人体に影響があるとされているそれ以外の物質には対策がされませんでした。
| 等級区分 |
法規制対象外 |
３種 |
２種 |
１種 |
| 表示方法 |
Ｆ☆☆☆☆ |
Ｆ☆☆☆ |
Ｆ☆☆ |
記号なし |
ホルムアルデヒド
放散速度（μg/��h） |
５以下 |
５〜２０ |
２０〜１２０ |
１２０以上 |
ホルムアルデヒド
放散量（mg/l） |
０.１２以下 |
０.１２〜０.３５ |
０.３５〜１.８０ |
１.８０以上 |
| 使用制限 |
無制限に
使用可 |
床面積の２倍
の面積まで使用可 |
床面積の
0.3倍まで使用可 |
使用禁止 |
表を見て頂くとお分かりになると思いますが、フォースターが一番良いという事になります。
厚生労働省が人体に影響があるとして濃度指針値を示している１３種類
- ホルムアルデヒド
- アセトアルデヒド
- トルエン
- キシレン
- エチルベンゼン
- スチレン
- パラジクロロベンゼン
- クロルピリホス
- テトラデカン
- フタル酸ジ-n-ブチル
- フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
- ダイアジノン
- フェノブカルブ
これらはシックハウスの原因ですが、この中で規制されているのは２種類。
規制されたホルムアルデヒドも、建材一つひとつの発散量はすくないですが大量に使用すると、フォースターの建材を使った住宅で高ホルムアルデヒドになる可能性もあるのです。
影響がわかっていて規制しないのではザル法としか言いようがありません。
「フォースターだから安全」「心配ない」「フォースターだから健康住宅」などと言っている業者もいる事は事実です。同業から見ても恥ずかしいですが、いい加減なこの業界では以外に多くいるのかも知れません。
業者が分かっていない、法律もザルである以上自分の身は自分で守るしかなく、なるべく無垢材を使用して対策するしかありません。
建材メーカーの対応で改善されてきたのですが、科学物質を発散しているのは建材だけではなく、家具等からも発散しています。
私どもでは、このような機器でホルムアルデヒドの簡易測定を行っております。
ホルムアルデヒドとは関係ありませんがフォースター建材を扱った時の事です。
フローリング工事２日間作業した後の腕です。この部分は、ちょうど床板を切断した時に切粉が付くところです。発疹がでています。１年前にはこんな風にはならなかったのですが最近では確実にこうなります。無垢材ではならないのですが・・・
はじめは何でこうなったのか分からなかったのですが病院にいったところアレルギーという事でした。
新築の現場にいる時は目がしょぼつく、くしゃみがでると言う事が前からあったのですがこうなったのは初めてでした。医者から「普通の人に比べ接している時間が長いから許容量を超えてアレルギーになった」と言われました。
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今までは勉強した知識だけでしたが、自分がなってみて大変さが本当に分かりました。仕事ですのでしない訳にもいかず、ちょっと良くなってはまた悪くなるを繰り返し、腕だけではなく脚、顔にも発疹ができました。頭は痛くなる、気持ち悪くなるといった症状もでました。
普通に住んでいるだけでは、切粉が付くという事はないですがフォースター建材でもこうなる危険があるということを分かっていただければと思います。ちなみにこの建材は、ホルムアルデヒドがゼロ、他の化学物質も対策済みという物でした(メーカーカタログ)
正直こうなる危険があるものをあまりお勧めはできません。しかし、フォースター建材を使わないで家を建てるという事は色々な面で難しいです。。。
家に安全をもとめる方、シックハウスの方、アレルギーのある方、ご相談下さい。実際なった人間だから分かることがあります。建材メーカーの受け売り、知識だけのアドバイスではなく、本当に意味のある対策をする事をお約束します。 |
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